haLRu note

MONOMINDの中の人。音楽と写真、酒と飯、ゲーム、人生の役に立たないことばかり話しています。

台湾にいってきました。

先週、MONOMINDのスペースのメンバーと@clocknoteと、台湾に行ってきたわけですが
4squareのログを@clocknoteとTimeLineに流しまくった16日の道のりをまとめてみました。
GPSロガーの調子が悪かったせいで、修正するより手で描いたほうが早いだろっていう力作(笑)です。

より大きな地図で 17.May.2011 Taipei を表示

@clocknote は完全にデジタルノマドと化していて、
彼は、現地のプリペイドSIMを手に入れるまでは本当に落ち着きが無かったんだけど
SIMロックフリーモバイルルーターは本気で役に立ったので次回からは僕も買って行きます)
そんな@clocknoteが、平溪線で途中下車した"十分(Shihfen)"で大はしゃぎしていたのが忘れられない。


平溪線というのは本当にとんでもない路線で、
区線内に入った途端、うらぶれた炭鉱跡が視界に飛び込んできたと思えば
線路のすぐ脇を人が歩いてたり
途中下車した十分では線路沿いに商店は並んでるし、線路の上で天灯飛ばしてるし
それが異常だという意味だとしても、おもしろいという意味だとしても
とにかく色々"おかしい"所なので是非一度行ってみるといいかもしれない。
バスを使うと案外近いことも今回の散策で解ったし。


本来の目的であった即売会もいつもどおり最後まで活気に溢れていて
最近何かと"売れた売れない"な話題になることの多い国内のイベントでは
なかなか感じることのできない思いを胸にして帰ってきた。


それから毎回行きたい行きたいと思っていた台湾のCLUBにもようやく行けたのも大収穫。
いつも雨だったり、飲みの予定があったり、
それから多分ちょっとびびってたりで行けなかったんだけど今回ようやく行けた。
この話はまた後日改めて書けたらいいなあ。
在台サークルの@tiffacoにも滞在中すごくお世話になってしまった。ありがとう。
希望下次再見面!


撮った写真はこちらにまとめておきました。
North Taiwan
カメラはOLYMPUS EP-1
レンズはM.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8
Exif dataに無いものはNOKTOR HyperPrime 50mm f/0.95

マナカレシがラブプラスロケテに行ってきたんだけど

一応写真撮影は禁止ってことでしたので戦利品の写真だけ。
レジャラン秋葉原2号店で愛花と待ち合わせして遊んできましたよ。
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彼女と楽しんだ後は色んなサイズ&シチュエーションに合ったプロマイド的なものが出てきます。
カレンダーになってるものから分割図案になってるものから色々。


マナカレシだったらちゃんとマナカのプリントが出てくる(と思う)んで安心だね!
これでマナカがいたずら書きとか二人の名前書いてくれちゃったりしてると
もっと嬉しいんだけど。


ゲームそのものは
1.彼女と日付というマス目を進み(会話パート)
2.その日のイベントをこなす(ミニゲーム3種の中から選択)
というシンプルな流れ。
ちょっと古いけど「子育てマイエンジェル」とかああいう感じのゲームになるんじゃないかと思ってたり。


とりあえずまず座ってみると、その画面にすごく驚いた。
ちょっと面食らったっていうかなんというか。
とりあえずラブプラスi(M,R,N)よりさらに高解像度の彼女が目の前に。
マナカはちょっと幼くなってるように見えた。けどめちゃめちゃカワイイ。
髪の毛の表現はものすごく良くなってて、
一瞬「え?これマナカだよね?」と疑ってしまったほど。


本来のDSで遊んでる時のような、"向かい合ってる"感じは無いのだけど、
モニタの角度の関係で覗き込んでるような、向こうから覗き込まれてるような
なんというか二人の世界っていうか視界が狭くなる感じ。恥ずかしい言わせるなよバカ!
…そんな感じで、やってはいけないことしてる感はビンビン来ます。
この感触、アケマス以来かな?


とりあえず、何時になるかわからないけど、
twitterで待ち状況も知らせてくれてるし、回転も早いので2週目の券もらって帰ってきた。
「で、面白いの?」と聞かれたらちょっと返答に困ってしまうかもね。
ミニゲーム集は割とありがちなものが多いし、
ストーリー的な部分は今回全く見れなかったし。
でも本編でも"勉強会"くらいしかなかったミニゲームで
あれこれ彼女と遊べるのはすごく楽しいと思うよ!
「本稼動したらやるの?」と聞かれたら間違いなく答えはYESだなー。今のところ。


その他箇条書きで書き残しておくことは以下のような感じ。
・今回は潰してあったけど、多分、本稼動はe-pass管理 (きっとPASELIも来るよね
・何らかの成長要素というか 積み立てていく要素もありそうだった(リザルト画面より
・ヘッドホンジャックもついてて、自分の名前ガンガン呼ばれても安心!
・現在の完成度は30%とのこと

遊記『台北&絢櫻祭4』1/2

ゴールデンウィークのおかげで、この日以外に発つと飛行機の値段が有頂天変。
そんなわけで前々日の夜には台北入り。

おかげで色々なところを見て回れそう。

そんなわけで翌朝、「台湾新幹線乗りたくね!?」
「北埔(ペイプー)で本場の"東方美人"買うべきじゃね!?」と飛び出した結果がこれだよ!



ええと……北埔に向かってます。お昼も近いのにまだ新竹です。
クィーン・アン様式というか、東京駅を小さくしたような駅舎がいい雰囲気。
おとなしく各駅で行けば良かったのに、一般線路の倍近い時間をかけて新竹に到着。
というのも、台湾高鐵の駅と一般線路の駅は相当離れてまして、
台南、高雄、台北以外はシャトルバスで30分前後かかる場合が多い。





少し時間を遡って、高鐵新竹駅到着。高鐵の駅はやたらと近代的でカッコいい。
地図を見ると、シャトルバスで新竹に出るよりも
タクシーで竹東か北埔に直接行ったほうが全然早そうな気もしたんだけど、
初志貫徹というか、不惑というか、当初の予定通りシャトルバスで新竹に。



昼どきにも近くなってきたので新竹市内もうろうろしてみる。
東門のロータリーから東門街で入っていくと
新竹城隍廟といういわゆる信仰の場があるのですが、そこがまた一大フードコートというか。

信仰と商魂が合致するとこういうことになるのか
廟の周りに市場が作られていったはずなのに
もはや市場の中に廟が埋もれている、と形容したほうが正しいようなそんな状態。

そんなわけでこの日の一発目の食事は、新竹の市場でビーフン。
焼きビーフン好きとしてはたまらない程美味かった。
その後、巨大すぎるパイナップルとマンゴーのカキ氷。でかすぎる…。


なんだかんだで歩いてるうちに楽しくなってきてしまったのですが
いい加減目当ての北埔に向かうことに。

新竹からバスで竹東のバスターミナル。
さらにここからバスorタクシーで15分行くと、お目当ての北埔に着く。
バスターミナルの作りとか雰囲気とか、どこか懐かしい。


北埔到着。

週末のせいか、ひなびた感じは全然無く、賑やか。
ちょっとした観光地的な状態でした。

北埔には、客家に伝わる擂茶とか、今回の目当ての東方美人の産地だったりするせいで
茶芸館やら茶屋があるわけだけど。
店に入るたびに「飲まなきゃ解らない、ま、座りなさい」という流れになるんで
時間だけはあっというまに過ぎていく。
お茶を頂いて一息ついた後は、今度は露天をまたうろうろしてあれこれ摘まんで食べる。



裏手に入ると、懐かしい面影を残した街並が続く。とにかく犬が多い街。



帰り道、竹東のバスターミナルでバスを待ってると「日本人か?」と日本語で声をかけられた。
これからどこへ行くんだと言うから、台北に戻るんだというと、
竹東ー台北を直接結ぶバスがあると教えてくれた。
そんなバスがあったなんて!行きの苦労はなんだったんだという話なのだけど、
さっぱりそれらしきバス停が見つからない。

…というか、こんなバス停見つけろってほうが無理だと思わないかねワトソン君。
海パンの向こうを見てくれたまえ。



というわけで台北までは、乗り継ぎも何もなく戻ってこれたわけです。
晩飯は、「ここだけは外せないので行ってこい」と言われて足を運んだ鼎泰豊。

行ってみると、日本人の客だらけ。一日中郊外うろうろしてたので少しホッとしたような、残念なような。
都内にも何店舗か支店があるようなので、今度行ってみよう。
ここのスタッフ、誰に話かけても美人だし、日本語流暢だし、お兄さんドキドキしちゃったよ。

というか周りを見渡すと、皆さん本当にお酒飲まないのね。
大ビン一本頼むだけで「これくらいあるけど飲めんのか?」的なことを毎回聞いてくる。



鼎泰豊で席を待ってると、かなりの大音量で囃子の音が聞こえてくるので
大通りに出てみるとパレードをやっていた。何かの祭りなんだろう。
通りすがりのスクーターの兄ちゃんが、しきりに何かしてこい!と喋ってるんだけどよくわからない。
と思ったら何かを配ってくれていたみたいで。
米粒?の入った大きなお守りのようなものをわざわざもらってきてくれた。

こっち見んなwwって言って欲しそうだったので。


というわけでいよいよ翌日は絢櫻祭。

遊記『台北&絢櫻祭4』2/2

宿からはMRTでも一駅なので、サークル入場開始の9時ぴったりに到着。
…したはいいんだけど、大学のどこでやってるのか解ってなかったので軽く迷子。
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うろうろと迷っていると、地面に直接ビラで案内を張ってくれている。
早苗さんを追いかけていくと勝手に会場に着いてしまうという素敵な東方厨ホイホイ。
開場1時間半前、ちょっと遠目でもいい感じに人だかりができてます。すごいなあ。
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最初の写真の列は、右手側に見切れているんですけど…ええとなんというか、人多すぎだろう。
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ディスプレイはこんな感じ。右も左もわからなかったので
クロスも、定番の試聴パネルも持って行かなかったのですが、結局後で後悔することにw
次チャンスがあれば持って行く絶対。


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開幕直後、WISH+希冀之翼+さんのところの列がもりもりと伸びてゆく。これはすごい。

前作と合わせると大小アルカナが全部揃っちゃう!というとんでもない力作。
これは買わないわけにはいかないでしょ?でしょ?


日本ではもう過ぎてしまったかもしれない、すでに幻想入りしてしまったかもしれない時期が
まだ台湾にはあるのかなあとかそんな感慨に耽る間もなく
結構な数のお客さんに来て頂きました!多謝!
何度も戻ってきてはtracklistとジャケットを吟味していくお客さんが多かったような気がします。
もう少し話せるようになりたいなー。
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今回買ったものや頂いたものはこんな感じ。さとり成分大量に補給させて頂きました!


台湾で二胡を弾いてるサークル、平行世界さんとも色々お話させてもらったのですが、

台湾では、演奏系を探してる方が多かった気がします。
日本だと「Vo.入ってますか?」って聴かれることが一番多いんですが、
「何の楽器が入ってるの?」といったような質問が多かったです。演奏&録音ものを探してるのかなー。
いやあ、electronicばかりですみません。次はDS-10入ってます!って言いますw
でも日本の二胡弾きサークルの音をサンプリングしてMixしたアルバムがあるよ!
ということで委託で預かっていた『Flowering』@荒御霊をお勧めさせてもらったり。


それから凱洛さん@封印時空には、出発前から色々台湾の事情も教えてもらったり
助かりました。本当にありがとうございます。

イベント後もコスプレイヤーの集合写真やら、パーフェクト算数"踊ってみた"まで、最後まで元気一杯でした。
また機会があれば台湾、行きたいね。


イベント後は、どうしても孔雀蛤(所謂ムール貝。淡水のそれは、殻の縁に向かって瑠璃色になっていてキレイ)が
食べてみたかったので、荷物を一旦置いてから、淡水に行くことに。
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右手に繋がる明かりが全て露店だと思いねえ。
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花枝揚、蝦巻、それからそれから、プチトマト版リンゴ飴みたいなやつもすごく美味かった。
なんというか基本的に食べ歩きしかしてません。


一応、淡水に来たのにはもうひとつ目的があって、それが紅樓。
名前もなんだか(東方的な意味でも)いい感じじゃないですか。
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17世紀末の建物が今でもレストランとカフェバーとして絶賛使用中。
最後の夜だし、何か食べて帰りたいなあとも思ったのですが
ここに辿り着くまでの数々の誘惑に抗うこともできず…要するにお腹いっぱい。

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帰りの飛行機から前夜に遊んだ淡水が見える。

今年も遠野に足しげく通う。

1年半に渡って遠野に通っては写真を撮ってきたけど、まだまだ続けるよ。
最近は諏訪だったり…、あるいはやっぱり京都でしょ!って人も多いと思うけど
個人的にはやっぱり遠野!な感じです。
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いつもは機動力重視で一脚とレンズ2本を持って歩くのだけど、
今回は録音機材も持って行ってたってこともあって、
ある程度一箇所に腰を据えるつもりで、一脚ではなくて三脚に。
+予備バッテリーやら、モニタヘッドホン、レコーダー、マイクと
ごちゃごちゃとしたものを抱えながらうろうろしてきました。
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せっかくの連休だし、
どこか足を伸ばすか、あまりに天候がひどかったら東方杜郷想@仙台に行こうかなっと
両睨みで自由効くプランにできたのもよかったかもしれない。
結局、宮古へ向かいながら、寄り道に寄り道を重ねて、龍泉洞にも足を運ぶ。洞窟いいね!
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途中から、"紅葉漬け"を捜し求める旅に変わっていた気がしないでもないけど、
今年は鮭不足のため、宮古名産の紅葉漬けは作れないらしい。
鮭の値段が去年の倍なんだそうだ。
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昨年、友人のイタリアンのシェフが
「ありえないっすよ。ワイン去年の倍っすよ。ありえないっすよ。」
ってボヤいていたのを思い出した。
料理人…いや物作る人共通の悩みですよね…。
この界隈も昨年紙の値段上がりましたし。


その他の写真はhatenaフォトに入れておきます。
http://f.hatena.ne.jp/haLRu/t/T%C5%8Dno%2c%20Iwate

遠野成分が足りない。

去年から、四季折々、チャンスを伺っては遠野に通っていたのですが、
さすがにこのイベントラッシュでご無沙汰しちゃってます。
来年は写真だけでなくてKORG MR-1も持って行きたいですね。
写真はAn2Aさんに資料で渡したら、幻想郷になって戻ってきた


で、そのレコーダーの話なんですけど、
フィールドレコーディングしたりサンプリングネタを録音したりと、用途はやりたい放題。
MR-1な利点はやっぱりDSDフォーマットですね。いわゆる1bitレコーディング。
最近は、エンジニア的なワークが楽しいってこともあって、
野菜でいうなら「土がついた状態で手に入れたい」みたいな欲求があります。

買うときに、M-audioのMicro TracksIIと最後まで悩んだんですが、
"サンプラー的に使いたいんですけど"(MR-1はHDD駆動ですので)
"1bit audio必要無いよ"という方には、こちらのほうが良いかも。


MR-1は空気感というか、
人によってはノイズにしかならない音も結構きちんと録れてしまうので、
より音楽的な音を求める人はMicro Tracksオススメ。誰か使ってる方いますか?


…というわけで、
そのスジの方にはおなじみの…"東京もんの強い味方"明治神宮に朝イチでテスト録音。
枯芝一面、霜が下りてるし氷張ってるし。今年一番の冷え込みじゃないですか。
いやー寒かった。


こんな感じで取れてますってことでほとんど処理してないんでアレですけど
興味ある方はどうぞ〜。
バイノーラルで録ってきたので、ヘッドホンで聴くとなお良いかもです。

明治神宮フィールドREC TEST(←こちらからどうぞ)
東京に(しかも都心に!)まだこんなところがあるんだなあ…と改めて感動しながら、
山の手線やらヘリやら飛行機やら、カラスやら色々なもののスキマを縫って録ってみました。
それにしてもカラス元気だな。


さて、クロスフェードデモ作ってる最中でcrashしたので
ちょっとやさぐれて、休憩がてらのpostでした。
一服して作業に戻ります。crofffade demo今しばらくお待ちください。

こわがることをおぼえるために旅にでかけた男

American Mcgeeの新作『American McGee's Grimm』が本日より配信開始。
http://www.gametap.com/grimm/
グリム童話をこれまたキッチュかつブラックな3Dアニメーションで魅せてくれる素敵な一作です。
それぞれ配信開始から24時間はFree downloadとなっているので今のうちに是非。

前作の『アリス・イン・ナイトメア』(「American McGee’s Alice」)は
不思議の国のアリスをものすごくダークで耽美的な3Dアクションに仕立ててくれた
隠れた名作だったわけですが、
(比較的古いゲームなので、こちらもパソコンのスペックを気にせず遊んでみて欲しい。)
今回は『パラッパラッパー』などを思い出す人も多いでしょう。すごくウォーミーで、
それでいて毒っ気たっぷりのイカれた話になってる感じがします。

情操教育に使うには、些かダークすぎる世界な気もしますが、
これ、英文学とかやってるような人にはどう見えるんでしょう。
ほら、映画などでも、再構築とか新訳グリム、とかやってるわけだしさ。

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WRRYYYYY街を汚せ汚すんだー
そして街の人が不幸になっていく。

  • すごく適当な操作方法

↑キーorW:前進
↓キーorS:手前移動
←キーorA:カメラ回転
→キーorD:カメラ回転
space:ジャンプ

ジャンプ中にもう一度spaceキーを押すと、ドスン!と地響きを立てることができる。
その後しばらく硬直があるが、走り回るよりも広範囲に於いて街を"汚す"ことが可能。
ついでにお掃除叔父さんを少しの間行動不能にさせる効果がある。
モノを壊すときもこれ。
stage.1の場合、お掃除してる敵キャラの邪魔をしながら街を一定の具合汚して、
キーとなるオブジェクトを壊すとステージクリア。

  • 以下配信スケジュール。24時間以内に落とせー!(笑)

第一話:「A Boy Learns What Fear Is」(こわがることをおぼえるために旅にでかけた男)
2008年8月1日15:00頃〜

第二話:「Little Red Riding Hood」(あかずきんちゃん)
2008年8月8日15:00頃〜

第三話:「The Fisherman and His Wife」(漁師とおかみさん)
2008年8月15日15:00頃〜

第四話:「Puss in Boots」(長靴をはいた猫)
2008年8月22日15:00頃〜

第五話:「The Girl Without Hands」(手なしむすめ)
2008年8月29日15:00頃〜

第六話:「Godfather Death」(死神の名づけ親)
2008年9月 5日15:00頃〜

第七話:「The Devil and His Three Golden Hairs」(黄金の毛が三ぼんはえてる鬼)
2008年9月12日15:00頃〜

第八話:「Beauty and the Beast」美女と野獣
2008年9月19日15:00頃〜
(*日本時刻に換算してあります。)

アリス・イン・ナイトメア

アリス・イン・ナイトメア


ブラザーズ・グリム [DVD]

ブラザーズ・グリム [DVD]

デザインは微積分

ドラクエV(DS)は、買ってすらいません。
アンチというわけではないですが、ごめんなさい。
今のところ買う予定もナシです。


WEBと呼ばれているものの中でも
平面的なもの(紙媒体的な進化をしているもの)と
より空間的なもの(建築的な進化をしているもの)がそれぞれ存在していると思うのだけど、
それの切り分けって何なんだろうと、このところずっと考えている。
例えば、良く似た動画サイトの『Youtube』と『ニコニコ動画』。
ニコニコ動画』は昨年最大の成功を収めた"オンラインゲーム"だと私は思っているし、
かといって『Youtube』に"オンラインゲーム"を感じたことは無いわけで。
それはどっちが悪いとか優れているとかそういう話ではないんですよね。
両者はものすごく近くて、それでいて全く異なるもののように感じる。
その差がどこにあるのか、それは
コミュニケーションの速度と密度と方向なのではないかなと、そういう話です。


例えば、
ニコニコ動画』『Youtube』の単位時間を切り出して比べて見た時に
それが動いて見えるか?それとも止まって見えるか?


例えば、
点、がどこまで大きくなったら円と呼ばれるのか。
点の連続は間隔がどこまで狭まったら線と呼ばれるのか。
そういう分水嶺を探し、引き金を引くことが私の仕事なんだと思います。


コミュニケーションというのは、
そのシーケンスのプロセスを楽しんでいくものだと思うのだけど、
これからのゲームをデザインするにあたって、
頭の中で描いているゲームが完成した後の未来を微分できているか?
ということなのではないのか、そしてこれは、
ゲームに限った話ではないはず。
一昨年発表された『ゴルフだいすき!』はまさに
相手のしていることを別の角度(ビュー)から眺めることのできる
画期的な体験ができるゲームになるはずだったような気がする。
今となってはそれを体験する術もないわけではあるけれど。


逆に、ゲームのシステムから作り上げていく形もあると思うけど
この場合は積分ですよね。
積分で作られたオンラインゲームって何かあるかな……?
ポトリス』『ゲットアンプド』あたりは割と積分っぽい成功例な気がするけど、
「これは!」と言うものがあったらぜひこっそり教えて欲しい次第。



明日は職場にDS-10が職場に届く予定。
自宅だと受け取り損ねるんで(笑)