haLRu note

MONOMINDの中の人。音楽と写真、酒と飯、ゲーム、人生の役に立たないことばかり話しています。

すみません、事後報告になっちゃいました。

シンガポールから帰国後すっかり音沙汰が無くすみません。
実は、扁桃周囲膿瘍というものに罹っていまして。

 帰国直後から39度前後の高熱が出たり退いたりの繰り返しで、デング熱なのかEBウイルスなのかと、色々疑われたわけですけど、熱帯の強力な細菌かウイルスと自分の身体が、奇跡のコラボレーションを起こしてしまったのは間違いの無い事実のようです。

かのONEPIECEの尾田先生も2週間休載せざるを得なかった扁桃周囲膿瘍。
正直、これはツラかった。

 

・まず水を飲むどころか、唾すら飲み込めない。
これが、結構人間の尊厳をゴリゴリ削られてる気分になってくる。
飲み込めないから、水分マシマシのサラサラな唾液をぺっぺと吐くしかない。
俺は犬か。

・そもそもそれ以前に口が開かない。
デザート用の小さいスプーンが限界だった。箸で口に物を運べない。まあ食欲無いからいいんだけど。
なんとか口に入れたところで、前述の飲み込めない問題が控えているわけで。この強力打線は多少の気力体力ではなかなか崩せない。

・もちろん声などほとんど出せない。
そりゃそうだよね。出しも入れもできない穴なんてただの穴だ。

・時間で解決しない。
腫れも日が経つにつれて範囲がどんどん広がってるようで、耳の奥やらこめかみやら、顔の右半分の至る所から激痛が増幅されていく感じ。
(左はなんともないんですよ。頭の右半分と左半分でまったく別の生き物のようだった)

もう痛み止めが切れてる時間帯は、痛みでのた打ち回ってました。

仕方がないので、かかってる医者とは別に、耳鼻咽喉科に駆け込んだところ、
「今すぐ入院するか?それとも1日だけ様子みて入院するか?」
と、あまり差の無い2択を突きつけられた次第です。

放置すると、頸部やら胸部に膿が回って生死に関わったりすることもあるそうなのですが、病院で生きるだ死ぬだの話をされたのは、今回が初めてでした。さすがにちょっと怖くなった。

 

とにかく、ようやく適切な処置を取っていただき、毎日の通院で済みそうなので、ここ数日は、毎日の抗生剤の点滴と、状況に応じて穿刺で膿を出すということを続けておりました。

今週いっぱいはできるだけ静養気味で過ごそうと思います。
デスクでできる仕事はゆるゆると着手しておりますので、今しばらくお待ちください。

ご迷惑、ご心配おかけしてます。すみませんありがとう。

 

p.s.
「風邪引いて困ることなんで、鼻か喉か耳なんだから最初っから耳鼻科行けよ」と、僕はよく人に言うのですが、なんで僕は内科行ったかな?海外帰りだからっての気にしすぎていたかな?

内科にかかってるうちに悪化して手遅れ(入院)になるパターンは多いようです。
特に、声とか音に関するお仕事してる人はもっと耳鼻科行ったほうがいいよ!