haLRu note

MONOMINDの中の人。音楽と写真、酒と飯、ゲーム、人生の役に立たないことばかり話しています。

遊記『台北&絢櫻祭4』1/2

ゴールデンウィークのおかげで、この日以外に発つと飛行機の値段が有頂天変。
そんなわけで前々日の夜には台北入り。

おかげで色々なところを見て回れそう。

そんなわけで翌朝、「台湾新幹線乗りたくね!?」
「北埔(ペイプー)で本場の"東方美人"買うべきじゃね!?」と飛び出した結果がこれだよ!



ええと……北埔に向かってます。お昼も近いのにまだ新竹です。
クィーン・アン様式というか、東京駅を小さくしたような駅舎がいい雰囲気。
おとなしく各駅で行けば良かったのに、一般線路の倍近い時間をかけて新竹に到着。
というのも、台湾高鐵の駅と一般線路の駅は相当離れてまして、
台南、高雄、台北以外はシャトルバスで30分前後かかる場合が多い。





少し時間を遡って、高鐵新竹駅到着。高鐵の駅はやたらと近代的でカッコいい。
地図を見ると、シャトルバスで新竹に出るよりも
タクシーで竹東か北埔に直接行ったほうが全然早そうな気もしたんだけど、
初志貫徹というか、不惑というか、当初の予定通りシャトルバスで新竹に。



昼どきにも近くなってきたので新竹市内もうろうろしてみる。
東門のロータリーから東門街で入っていくと
新竹城隍廟といういわゆる信仰の場があるのですが、そこがまた一大フードコートというか。

信仰と商魂が合致するとこういうことになるのか
廟の周りに市場が作られていったはずなのに
もはや市場の中に廟が埋もれている、と形容したほうが正しいようなそんな状態。

そんなわけでこの日の一発目の食事は、新竹の市場でビーフン。
焼きビーフン好きとしてはたまらない程美味かった。
その後、巨大すぎるパイナップルとマンゴーのカキ氷。でかすぎる…。


なんだかんだで歩いてるうちに楽しくなってきてしまったのですが
いい加減目当ての北埔に向かうことに。

新竹からバスで竹東のバスターミナル。
さらにここからバスorタクシーで15分行くと、お目当ての北埔に着く。
バスターミナルの作りとか雰囲気とか、どこか懐かしい。


北埔到着。

週末のせいか、ひなびた感じは全然無く、賑やか。
ちょっとした観光地的な状態でした。

北埔には、客家に伝わる擂茶とか、今回の目当ての東方美人の産地だったりするせいで
茶芸館やら茶屋があるわけだけど。
店に入るたびに「飲まなきゃ解らない、ま、座りなさい」という流れになるんで
時間だけはあっというまに過ぎていく。
お茶を頂いて一息ついた後は、今度は露天をまたうろうろしてあれこれ摘まんで食べる。



裏手に入ると、懐かしい面影を残した街並が続く。とにかく犬が多い街。



帰り道、竹東のバスターミナルでバスを待ってると「日本人か?」と日本語で声をかけられた。
これからどこへ行くんだと言うから、台北に戻るんだというと、
竹東ー台北を直接結ぶバスがあると教えてくれた。
そんなバスがあったなんて!行きの苦労はなんだったんだという話なのだけど、
さっぱりそれらしきバス停が見つからない。

…というか、こんなバス停見つけろってほうが無理だと思わないかねワトソン君。
海パンの向こうを見てくれたまえ。



というわけで台北までは、乗り継ぎも何もなく戻ってこれたわけです。
晩飯は、「ここだけは外せないので行ってこい」と言われて足を運んだ鼎泰豊。

行ってみると、日本人の客だらけ。一日中郊外うろうろしてたので少しホッとしたような、残念なような。
都内にも何店舗か支店があるようなので、今度行ってみよう。
ここのスタッフ、誰に話かけても美人だし、日本語流暢だし、お兄さんドキドキしちゃったよ。

というか周りを見渡すと、皆さん本当にお酒飲まないのね。
大ビン一本頼むだけで「これくらいあるけど飲めんのか?」的なことを毎回聞いてくる。



鼎泰豊で席を待ってると、かなりの大音量で囃子の音が聞こえてくるので
大通りに出てみるとパレードをやっていた。何かの祭りなんだろう。
通りすがりのスクーターの兄ちゃんが、しきりに何かしてこい!と喋ってるんだけどよくわからない。
と思ったら何かを配ってくれていたみたいで。
米粒?の入った大きなお守りのようなものをわざわざもらってきてくれた。

こっち見んなwwって言って欲しそうだったので。


というわけでいよいよ翌日は絢櫻祭。